『飼い猫』というよりも『図々しい家族』、我が家の2匹についてはそんな感覚で日々を過ごしております。
「うわあ、可愛いな、こいつ」って瞬間ももちろんあるのですが、日常を過ごす上では、それなりに不満もあります。これはもう、ペットを飼われている皆さま、共通のお話かも知れないんですが、
「おい、そこ邪魔だから!」
「どうしてわざわざ、そんな場所にいるんだ?」
これです。
子供の勉強用椅子の上
小学生の息子が勉強を始めようとしたところ、なぜかこの椅子の上を気に入ったアメショーが陣取っておりました。アメショーは人間にも平気で攻撃をしかけるタイプですので、息子は強気に行けず困っています。
困り果てた息子から説得を頼まれましたが、この表情です。
ああ、目やにすごい。それもとってやるから、どいてくれ。噛まれずにどいてもらうことには成功しましたが、結局、目やにを拭いているときに引っ掻かれました。
トイレ
割と急ぎで、扉をあけるとこれ。
「なんでだよ!」
と思わず声が出ます。あんまりくつろげる場所でもないだろうに、とも思いましたが、彼(アメショー)は上の部分から出る水を飲むことを好んでいるので、ちょいちょいここにいます。
生活動線のどまんなか
『なんでそんなところにいるんだよ!』
これにも2種類ありますね、文字通り不意をつくような場所にいるのがアメショーのほうですが、黒猫のほうはちょっとタイプが違います。
「自己主張するような場所」
「目立つような場所」
に危険を省みずに存在していることが多くあったりします。彼の場合「遊んでよ」っていう自己主張ですね、もうわかります。
どっちかって言うとビビリーな性格なのに「遊んで欲しい」欲には勝てないんでしょうか。この写真の場所は我が家の狭小住宅でも、特に生活動線のど真ん中です。
ツイートなんてものをしたのが上の写真なんですが、遊んでもらえないのかよって絶望している彼の顔がこちらです。本当に彼(黒猫)の「遊ぶ欲」「遊んで欲しいスピリッツ」はすさまじいものがあります。
いきなり、こんな顔されて飼い主見あげられましても…いや、遊びたいのはやまやまなんですが、色々あるんですよ…。
以前作った動画なんですが、とにかく何かを発散したくてたまらないご様子です。1分くらいですのでお暇なときにどうぞ。
そして一位は!
まあ、色んな場所で人間の邪魔をしまくる二匹ですが、個人的に一番「邪魔!」
となる場所はどこかっていうと、それはもう間違いなくこの場所です。特に冬場は止めて欲しいランキングぶっちぎりの1位です。
これ風呂のフタの上です。
まあ、あったかいのはわかるんですけど「だったら床暖でいいじゃないか!」
床暖の上でぺろーんとなっているのとは、こっちの状況が違いすぎるわけです。
「さあ、風呂入るぞ」で全裸です。全裸のおじさんが風呂場のドアをあけて「ん?」となっている状況を想像して下さい。
で、フタの上にはアメショーです。
写真のようなおくつろぎのご様子です。逆に言えば「邪魔をすると怒りだす」状況です。全裸のまま僕は説得したり、攻撃されないように気を使いながら、退出を促します。
なんという不毛な攻防でしょう。これが数分続くときもあったりします。
冷静に考えるとですね、確かに「人間にとって邪魔な場所にいる猫」には違いないんですが、猫にとっては「猫にとって邪魔な場所にくる人間」なのか、と気づきました。ああ、なんという対等な関係性。
猫たちに邪魔されたり、あるいは「猫にとって邪魔」になりながら、猫のいる生活は続きます。
おかしいなあ、犬派だったのにこんな生活に満足している自分に気づきましたw そんな記事です。