人間にも言えることなんですが、「まあ、そうよね、猫にも同じこと言えるよね」という記事です。
いきなり例を書いてみますけど
A:普段から家事参加をあんまりしない夫(自分含む)
・一定の年数で完全に諦められた。
・皿のひとつも洗わないだろうと思われている。
・しかしたまたま、何かのタイミングで食器を洗ってみた。
・妻感動。あなたみたいな人がどうして?
多分あるあるでしょうね。
B:普段から積極的に家事参加をする夫
・2分の1以上の参加を積極的にしている。
・炊事、洗濯、掃除、なんでもござれ。
・しかしたまたま、何かのタイミングで何もしなかった。
・妻失望。なんで今日は何もしてくれないの?
多分これもあるあるでしょう。
何が言いたいかと申し上げると「勝手に期待されて、勝手に失望されるのは猫も人間も同じ」ということですw
黒猫の写真映りの悪さ
また写真映りの話になっちゃうんですけど、黒猫に関しては非常に被写体になってもらうには難しい存在です。。
まあ、いくら何枚撮ってみてもですね、「悪の使い」とか「化けてる魔女」みたいな写真が量産されます。そんなところにですね、上の写真みたいなものが撮れたりすると、飼い主としては、もう満足しちゃうわけです。
彼ら的には何にもしてないんですけど、「ああ、よくやった、よくじっとしててくれた」なんて思っちゃう状況も1度や2度ではないはずです。
実はアメショーも写真では…
大の大人がわざわざダイニングテーブルの下に横たわって「下から見上げるアメショーのかわいらしい写真を撮ろう」として撮りたかったのが、大体この写真になります。
親バカ飼い主としては「普段はもっと凛々しくてかわいいんだけどなあ」と思いながらも、こんな感じの写真でやっと満足いたしました。
しかしですね、これを撮るまでの道のりは平たんなものではありませんでした。
変顔写真あれこれ
最初の方にシャッターを押したらこんな表情が撮れました。
人生訓をたれながすおっさんのようにも見えます。飼い主としてはびっくりがっかりな状況です。
おまえ、いったい誰だ? という言葉を飲み込みながら撮影はつづきます。
良く言えば『悟っている表情』悪く言えば『みすぼらしい表情』。
思わずプレビュー画面を二度見するほどの、変顔です。
なんだよ、お前アメショーなんだからもうちょっと凛々しくしてろよ、なんて勝手に飼い主は失望したりします。
はい、まだ何か変です。
冷静に考えるとですね、これ、冒頭に書かせていただいた『勝手な期待』『勝手な失望』そのものです。
期待とギャップ
アメショーなんだからもうちょっと可愛い顔で映ってくれるはず←勝手な期待
なんでアメショーなのに変な顔してるんだよ!←勝手な失望
もうこれそのものです。
そう考えるとですね、黒猫のほうが少し得しながら生きている気がしてきました。
だって、そもそもの写真映りが期待されていないのですから。
で、アメショーの方は逆に「少しどころか」損をしている気もしてきたわけです。
人間のケースで考えると「どっちが得か?」というのは大変難しい質問です。
最初に『諦めてもらう』という大きなハードルがあります関係で、そこをクリアできず物別れに終わるパターンもたくさんありそうです。
ただですね、現状で申し上げれば我が家では黒猫のほうが「やや得をしている」気がするなあと、カメラを構えながら考える日曜の夜でした。
あ、明日会社ですね、一週間が始まります・・・