先日の動画の記事と内容重複するんですが、猫にとっての急所・つまりポイント・そう、彼らが好む部位。そうです。
① 顎の下
② 眉間
この『ザ・急所』とも言われれる(個人的に)を撫でくりまわしたときの我が家の二匹を動画にしたりして、「ああなんという間抜けな顔」なんて思って「ブサ可愛い」だの「じいさん猫みたいな顔だ」だの、好き放題言ってたわけです。そうしたらですね、妻の方から異議申し立て的に言われました。
僕も変顔?
「自分だって、帰宅してビール飲むときかなり変な顔してるよ」
「え?」
「いやいや、いくらなんでも、あんなブサな感じにはならんでしょ」なんて答えたわけです。リラックスの最大値の瞬間、っていう共通項はあっても、あそこまで通常時との変化はないはずです。
帰宅して、まずビールを飲む。
僕の一日の一番重要な瞬間だとは言え、年齢どころか性別まで不明な、あんな表情にはならないでしょってことで、ある程度自信がありました。
「生き物全般、そうだと思うんだけど」と妻は続けます。「一番力の抜けた瞬間って相当面白い顔してるよ、それが可愛いかどうかは主観次第だけど」
ほうほう、と僕は思います。よろしい、確認してみようじゃないか。今日も猫の眉間を撫でまわして写真に撮って検証してみようじゃないか!
アメショーの変顔
なぜか毛布モミモミに没頭していたアメショーです。これはチャンスです。だってこの時点でかなりリラックスしている様子です。いつものゴルゴル音が聞こえます。
僕限定で気性の激しい猫ですから、アプローチが大切です。夢中になっている『毛布へのモミモミ』を中断させるわけですから、慎重に慎重を重ねる必要があります。
そこで、まずは顎の下攻撃です。
「ほーら、ブサ可愛いじゃねえか」なんて言おうとしたんですが、冷静になって写真を見てみると、そこまで変じゃありませんでした。むしろ愛くるしさまで感じるから不思議です。これ、飼い主目線だからですかね?
よし、だめだ、アメショーじゃなくて黒猫にしよう。
黒猫の変顔
人一倍(猫一倍)スキンシップを好む黒猫ですからね、ファーストタッチからこの表情です。ものの5秒くらいでうっとりした表情に変わります。
「 ほーらごらんよ。あれが、完全に脱力した顔だよ」
なんて言おうと思ったんですけどね、やっぱりあんまり変じゃないんです。というよりも、「なんか可愛い」んです。
妻への敗北宣言
こうなったら仕方ありません。撮った写真を妻に見せてですね、あっさりと敗北宣言です。
「脱力してもっと変な顔が撮れるかと思ったら、意外と普通、正確には脱力してうっとりしてても、なんか可愛かった」素直に謝りました。
「ごめんごめん、私のほうこそ間違えてた」と写真を眺めながら妻は言います。
「生き物全般面白い顔するって言ったけど、猫とあなただとやっぱり全然ちがうわ。猫は可愛いけど…」
妻よ、その先は言わないでくれ。
僕の心の声を察してくれたのか、彼女はそこでにっこりと笑って会話もそこで終わりました。これも猫のいる生活です。
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