前の前の前くらいの記事でしょうかね。
「猫を最適に被写体にするタイミング」について、しょっぱい実験をしてみました。まあ、電灯の下に高い高いして写真をとるだけだったんですけど、やっぱり諦めきらない自分がいました。
うん、もう年ですしね、やれることはやっておこう、なんて思ったわけです。
「黒目がまんまるな状態の猫を写真におさめたい!!」
この沸きあがる欲望に、素直に従ってみました。
丸い目を撮りたい欲望
まさに正円とでもよぶべき、この瞳のまんまるさです。僕が求めていたのはこういう目だったわけです。
ちなみに、かなり明るめにした部屋で夜間撮りました。ベストなタイミングは夜間なのか??
しかしご覧いただいた通り、我が家の黒猫には問題があります。人間で言うところの眉毛にあたる部分が八の字です。つまりその起伏を見る限り「困った顔」に見えてしまうわけです。
ちょっと姿勢を低くしたときに「これなら」と思って撮ってみたんですが、やっぱり八の字困り顔でした。まあ、仕方ないですね、骨格みたいなもんですから。
と、諦めないのが今時のおっさんです。
シャッターチャンスを作ろう
「いくらデフォルトが困り顔の猫だったとしても、もっとも快適な瞬間であれば、そんな顔にならないだろう」
と予測をし、彼にとってもっとも至福の時間を狙ったわけです。それは・・・・
「妻に撫でられているとき!」なんです。
去勢されたとはいえ、彼も男ですからね、まあ僕みたいなおっさんに撫でられるよりは妻に撫でられたいいんでしょう、その気持ちはわからなくもなかったりしますけどw
そうです。こういう瞬間を撮りたかったわけです。
ちなみに映っている場所はダイニングテーブルの上だったりします。もちろん「のぼっちゃだめ」と、無意味な叱責をしてみたりする場所です。でもいいや、今日は仕方がない。
「おくつろぎ」とかそんな感じが伝わってきます。困り顔も若干わからなくないですけど、かなりのリラックス度合いです。
リラックスタイム
この「じっとりとした」感じ。我ながら良い瞬間を撮ったと思いました。
お腹のゼラチンみたいな柔らかいところを撫でられるのが大好きなようです。いいなあ、猫だとそんな表現ですけど、人間のオッサンだったりした途端形容詞が「ぶよぶよ」とか「タプタプ」とかろくでもないものに変わりますからね、誰もゼラチンとかそんな風には表現してくれません。
あれ? リラックスしてたはずなんですけど困り顔に戻っています。まあ、この姿勢猫じゃなくても「こまったなあ」と思ったりするかも知れませんw
撮影のポイント
はい、大体満足のいく写真が撮れました。ポイントを書いてみます。
① 猫自身がリラックスした柔らかい表情をしていること。
② その為になるべく彼らが「気持ちよい」とか「心地よい」と思う条件にすること。
③ 黒目まんまるソムリエから申し上げると、夜間に撮ること。
④ 部屋の明かりを強めにすること。
多分、この条件を守れば、きっと「まんまる」な目で「優しい顔」をした愛猫を写真におさめることが出来るんじゃないかと、そう思った次第です・・・w