猫は環境の変化に弱い、これはよく言われることだと思うのですが、よく考えてみると色んな変化に対応してきたよなあ、と思います。そんな記事です。
『猫は家に住む』とか『土地に住む』とか、そんな言い回しもきっとコレを表しているのではないでしょうか?
「ああ、家族変わったとしても生活する場所チェンジするのはストレスだから、ずっとここにいるわ」
とかそんなことを考えていそうな気がします。
最初の変化(子供が産まれた)
これは、息子が産まれ、産婦人科から我が家に来た初日の様子です。
今まで夫婦+アメショーという暮らしでしたが、「新しい家族」がやってきたわけです。もう興味津々で柵の周囲から赤ちゃんの様子を探っていました。
かなり渋い顔をしておりますが、それもそのはずです。
「お、子供が変なマットの上で寝てるじゃん、隣で寝よっと」となっていたアメショーだったのですが、いきなり子供に背中を掴まれました。
これも不思議なところなんですけど「あまりにも幼い子供」が相手だったりすると、彼は攻撃をしません。僕みたいなおっさんには容赦がありませんが、捕まれるままに我慢しているのです。
ああ、これも環境の変化ですね。今まで家のどこに居ても基本的には撫でられるか遊んでもらえるか、だったのに、予測不可能なことをされるようになりました。
嬉しい環境の変化
当初、家のどこかに移動するにあたって「おい、ドア開けてくれ」とニャアニャア鳴いていたアメショーに業を煮やした我々夫婦は、各部屋のシームレスな移動を担保するために、キャットドアをつけることとなりました。
これも色々あったんですが、扉のついているタイプのドアだと警戒して使ってくれなかったり、変なところに尻尾が挟まったりして、ドア(というかフタ)を撤去し、『ただの穴があいた状態』となっています。
これは彼らにとって嬉しい環境の変化だったかも知れませんね。今まではいちいち人間の手を借りないといけなかったような場所に自由に行けるようになったのですから。
PC作業にも興味深々
ずっとノートPCを使っていたときはそれほど興味がなさそうでしたが、なぜかデスクトップにした途端、PC作業の邪魔をしてくるようになりました。
モニターに映る点滅やら動きに反応して時々、攻撃
をしてくる始末です。
これも環境の変化と言えば変化でしょう。「何かうちに新しいモノが来たぞ」となったわけですので、小さな変化にはちがいありません。
新しいソファだったり、新しい毛布だったり、そういう微細な変化は実は身の回りに起きていることなのです。
猫の環境変化への対応
『猫は環境の変化に弱い』
これは確かに事実なんでしょうけど、実際のところ現代社会で暮らしていく上で、小さな変化は色々発声しています。もうこればっかりは仕方ありません。
彼は8歳になります(アメショー)。それなりに色々な修羅場もあり、変化もあり、苦労もあったはずです。ホント生意気で、人間を見下しているフシさえある彼ですが、どちらかと言えば「良い方向に向かう変化」を共にしたいものです。
それは夫婦だったり親子だったり、人間も一緒なんですけど…w