猫と音楽

我が家のアメショーと黒猫、二匹との生活や音楽についてのブログです

猫の幸せを考える

妻が猫ボランティアをしているってのは、都度都度どこかで書かせていただいてる気がするんですが、彼女と彼女の仲間(ボランティアの方々ですね)の実話を聞いて、少し思うことがあったので記事にします。

 

多少フェイクも入りますがご容赦ください。

 

 

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今回は我が家に保護されてきた猫の写真中心です。※ この猫の話じゃないんですがw

 

始まりは一匹の猫を保護したこと 

まず猫ボランティアの方が、自宅付近で一匹の猫を保護します。

 

それはそれは人懐こい猫で、それなりに年齢もいっているような大きさです。

 

「近所の猫で、どっからか逃げてきたんじゃないか」

「だったらしばらく保護しようか」

 

そんな感じでしばらく自宅にひきとって世話をすることとなったようです。

 

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もと飼い猫だと表情が柔らかいですねえ

 

ただ、少し疑問なのが

 

「脱走した飼い猫だったりするなら、どうして探されていないのだろう?」

 

という点です。張り紙でもなんでも「この猫見ませんでした?」的なものがあってもいいのでは? と思っていたらしいんです。うん、僕もそう思います。

 

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物怖じしないタイプだな!

 飼い主捜索

で、しばらく自宅でお世話しつつ、「拾ったボランティアさんのほうから」チラシを作ってですね「こんな猫を保護してますけど、お心当たりの方いらっしゃいますか?」ってのをご近所に貼らせてもらったりしたところ‥‥

 

飼い主と思われる方からコンタクトがあったらしいんです。 

 

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我が家でくつろぎまくる保護猫w

対面の際ですね、まず一言目が

「あら、こんな白かったのね!」

だったらしいんです。そりゃ、ボランティアさんが風呂で洗ったりしたんだからきれいにはなっているんですが、まあ、モヤモヤしたそうです。多分僕もモヤるかも知れません。

 

話を総合すると

・窓を開けていたら逃げ出した

 → そりゃそうだ…うちのアメショーも確実に脱走するよなあ。

・探さなかったけど、いつか帰ってくると思っていた。

 → そうかも知れないけどさあ、えーと・・・

・ずっと家にいると「外に出たい」って鳴きだす猫なので、時々外に出してた。

 → ん? 

 

こんな感じの飼いかたをされてらしいんですね。

まあ猫自身の幸せは何かってのは、実際のところどうなんだろうって思うところもありますけどね、少なくとも、現代の『猫を飼う上での基準』みたいなものと比較して考えると、色々思うところがあったようです。

 

葛藤の中、猫の帰還

ボランティアさんは、色々話たいこともあったし、出来れば引き渡したくなかった、というのを暗におっしゃっておりましたが、そうも行きませんね。

もともとそちらのお宅の猫だった、って話ですし…

 

結局、脱走防止策だったり、飼いかただったりの手引きみたいなもの、が記載されている紙をお渡しする以外、何も出来なかったそうです。

 

『ルール』ってのは、誰かが「楽になったり」「幸せになったり」するためにあるもので、『ルールを守る事』が目的になったりすると、もうめちゃくちゃになります。まあ、会社って場所だと、そうなりがちなんですけどw

 

伝わらない思い

今回、ボランティアさんは少なくとも「猫が幸せに暮らすには?」的な発想で、色々説明したり、簡単な手引書を渡したらしいんですが、引き取りに来た飼い主の方は、あんまりピンと来た感じではなかったようです。

 

「伝わらなかったなあ」

とため息をつきながら、その話を聞いた妻も「モヤるよねえ」とため息をつき、「それはモヤるなあ」と僕もため息をつきました。

 

すいません、そんな話です…w

 

 

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